板野さんは就農当初は、お父さんのやり方をみようみまねで、失敗を重ねながら、勇定の技術などを少しずつ会得したのだという。
さまざまな経験をつんで、いまでは、eブランドを支えるリーダーの一人になった板野さんは、桃の栽培にも色々な工夫を凝らしている。
その一つは、毎年一割は樹を幼木に更新していることだ。
これは、出荷組合の検査員をしていた時に、人によって秀品率の差が大きいことに気付き、その原因を調べたところ、若木と老木では実のでき具合が全然違うことがわかったため。
収量が同じでも品質のランクによって、収益はまるで違うから、コンスタントに秀品が収穫できるように、若木を増やしている。
残留農薬検査