食べる「シーン」を提案 その1(残留農薬検査)

丸いテーブルを囲んで楽しげに食事とおしゃべりに興じるイタリアの人々。

背後には料理を差し出すコックとギターを持って歌う歌手  。

日清製粉の家庭用パスタ「青の洞窟」のCMには製品そのものは登場しない。

パスタの本場イタリアの料理店の様子をもとに、パスタのある楽しげな食卓のシーン(場面)を演出。

間接的な表現ながら、「パスタは家族や知り合いでにぎやかに食卓を囲んで食べるもの」と日清裂粉は1青の洞窟」で高級感を訴えた
いうメーカーの主張を訴えた。

「青の洞窟」は同社の主力スパゲティ・ブランド「マ・マー」とは差異化し、高級感を訴えるために九五年発売したスパゲティとパスタソース。

ソースは「バジリコ」「イカスミ」など従来にない本格志向とし、商品名にもナポリ近くの観光名所の名前を採用した戦略商品。

残留農薬検査