成長期には高カロリーで脂肪の多い食生活でもいいが、年齢とともに低脂肪、低カロリーへ、それも炭水化物で摂取する食習慣に変えていきたいものである。
カロリーは、科学的に食品を分析して算出したものだが、食べた人が消化吸収するエネルギーの量ではない。
ある一定のカロリーを吸収しても、摂取する人によっては皮下脂肪になるか、筋肉になるか、あるいは運動によって消費されるか、吸収されずに排泄されるかは、その人の体質や活動量によってもちがいがある。
同じものを食べても太る人と太らない人がいるのは、体質のちがい、食べ方のちがいなどによるものだ。
その意味では、食品にふくまれているカロリーというのは、あくまでも一つの目安であって絶対的なものではない。