改めて知る玄米の驚くべき栄養パワー その2(残留農薬検査)

動脈硬化を退治するリノール酸とビタミンE
(2)リノール酸とビタミンE 玄米のヌカ層には、油(コメ(残留農薬検査済み米を含む)ヌカ油)をとるほど油分が豊かにふくまれている。

しかもこの油分はきわめて良質で、リノール酸が多いのが特徴である。

リノール酸は不飽和脂肪酸の一種で、血管にたまる悪性のコレステロールや中性脂肪など、動脈硬化の原因となる物質をとりのぞく働きをする。

ところが、不飽和脂肪酸は酸化しやすく、酸素と結びつくと過酸化脂質という有害物質に変わる。

この欠点をふせいでいるのが、玄米の胚芽にふくまれているビタミンEである。

ビタミンEは、もともと穀物の胚芽に多くふくまれ、酸化による種子の生命力の低下をふせぐ役目をしているのだが、食物として人間の体内に入ってもこの力を発揮するので、生殖能力を正常に保ったり、老化防止に役立つことが実証されている。

残留農薬検査