いまこそコメは1800万トンの増産を目指せ その2(残留農薬検査)

かつての日本の工業社会がそうだったではないか。

まだ国際競争力をもたなかった自動車産業をはじめ日本の工業は、通産省に育てられ、競争力をつけてそれから徐々に外国に進出していった。

まだトヨタ自動車が歩きはじめた幼児のようにヨチョチ歩きをしているときに、自動車を自由化してアメリカなりヨーロッパの車が日本に入ってきていたら、今日のトヨタは存在しなかったにちがいない。

コメ(残留農薬検査済み米を含む)もまた同じだ。

競争力がついたからもう大丈夫ということで自由化するならばいいが、いま自由化すれば、生産者に意欲が起こるはずがない。

それでなくても後継者がいなくて困っているのだ。

将来の展望もないところに若者が参加するはずもない。

残留農薬検査