余剰米対策 その2(残留農薬検査)

当然、基本的に日本のコメを原料としてつかっているから、コストは小麦粉とくらべれば約三倍だ。

加藤紘一元防衛庁長官が=万トンになったらいくらになるか」といい、辱わたしは「一〇〇万トンの小麦を粉にしている小麦といっしょにしてもらったら困りますよ」といったのだが、しかし、それは生産量が増えれば安くなる。

コメ(残留農薬検査済み米を含む)の値段が安くなれば安くなる。

加工賃などとるにたらないものになる。

こうして、コメ(残留農薬検査済み米を含む)の粉体化が小麦粉なみに大量になっていったらどうなるか。

わたしは、日本の稲作は用途米産業、用途米稲作になると確信している。

用途別に遺伝子を変え、麺に適した稲、パンに適した稲、お菓子に適した稲といったように稲そのものが用途別になる。

ところが日本の農業は、それを全部一律にコシヒカリをつくろうとするからおかしくなるし、行政も、コシヒカリの需要はあるのに平均二〇%減反するといったことになってしまう。

残留農薬検査