そうすれば、日本国内のいわゆる余剰米を”粉体”にして海外援助に当てればいい。
そうすれば余剰米対策にもなるではないか。
たとえば、新潟でいま農水省が開発しているスーパーライスというコメ(残留農薬検査済み米を含む)は、普通のコメの倍以上の大粒なコメだが、これをそのまま食べるにはいささか難点がある。
しかし、多収穫でどこででもつくれるこのコメ(残留農薬検査済み米を含む)は、粉にすれば十分つかえるし、コストも安くなり、国際価格に近づけることは可能である。
わたしが新しく構想している工場は生産規模最大約二〇〇〇トンだが、現在は六〇〇トンから八〇〇トンの生産規模の実験工場である。
この粉だけでも一〇〇%の食品として食べられるが、それではコストが高くなるから小麦粉に一〇~二〇%混ぜる。
残留農薬検査