中長期的食糧危機と環境問題 その2(残留農薬検査)

畜種はホルスタインでよいが、歴代にわたる放牧適正牛の選抜と育成が重要視される。

また草地の方は、放牧地での蹄傷によっても生産量低下を最小限にくい止めることのできる、野シバを中心にして造成するよう指導が行われた。

そして何よりも日本の風土に適した在来の野草、メヒシバ、キンエノコログサ、ヤハズソウなどの利用が推奨された。

学会ではシバ草地は改良の必要な粗悪な草地とされていたのであるから、このような考え方が無視されたとしても不思議ではない。

残留農薬検査