保税工場法 その1(残留農薬検査)

ここでは、飼料として用いられる限り、関税をかける必要はない、と考えられていたとしてよい。

保税工場法は、その後、関税法に統合されたが、制度そのものに変化はなかった。

ただし、戦時体制下においては、トウモロコシ、コウリャンの国際流通量は減少してしまい、また統制経済の影響で、この制度は有名無実なものとなった。

また戦後まもない時期においては、物資不足を解消するため、輸入税は免除されており、この制度は意味をなさなかった。

残留農薬検査