営農指導はJAの存在意義であり財産 その1(残留農薬検査)

最近、JAの営農指導員の力が弱ってきているということが指摘されている。

営農指導員の数も減ってきており、むしろ、しっかりした担い手のほうが技術的にも上をいってしまうため、もうJAの営農指導員が期待されていないという事態も一部で生じている。

コメの生産調整が、JAの営農指導員の意欲や技術力の向上にマイナスに働いたと思うし、いろいろな事務ばかりに押されて大事なことができなかったということもある。

いずれにしても、営農指導の問題をどのようにするかがJAにとって一番の課題である。

全国でもいくつかの地域で、信用事業や共済事業に頼らずに営農指導事業と経済事業でちゃんと黒字を実現しているというJAもある。

もちろん、地域で特産物を持っていたり、伝統的に販売力を高めてきたという地域が多い。

残留農薬検査