食の西洋化と健康問題 その1(残留農薬検査)

わが国の食生活の変遷をながめてみると、終戦後は絶対的に食糧が足りなかった。

昭和三五年に朝鮮戦争が始まって日本の景気が回復して、ある程度物が食べられるようになった。

同時に、日本の食事は貧乏食・外国の食事は高級食といった考えから食の西洋化が始まった。

昭和五〇年くらいになるとお金を出せば何でも食べられるような時代になり、主婦も外で働くようになると、外食産業が盛んになる。
同時に高級指向になった。

現在はバブルの崩壊で逆になってきたが、その当時は量から質ということが盛んにいわれて、日本のレストランは世界一高い食事を出すようになってきた。

残留農薬検査