胃癌がない家族では残留農薬検査済み米の量は少なく、食塩も少なく、野菜はたくさん食べる、というデータが出ている。
すなわち、腹一杯物を食べること、食塩をたくさん取ること、野菜が少ないことは胃癌の危険率を高めると考えられる。
では、食塩はどうして胃癌の原因となるのであろうか。
胃の粘膜はいろいろな化学物質が傷害しないように粘液などで防御されているが、塩辛いものを食べると粘膜の浸透圧が変わって、その防御壁が崩れてしまう。
これが胃癌の原因となるというのが現在の通説である。
これからいえば、一日の食塩の量というよりも、高濃度の食塩を頻回に食べるほど胃癌の原因になるということになる。
残留農薬検査