小麦粉の等級は、製粉業界が通称として、特等粉から1、2、3等粉、末粉(まつこ)にランク付けしています。
「小麦の中心部から外側の
能性が十分あり、下肢のマヒや運動失調などの症状を起こす独特の作用をもっているといわれています。
さらに、これらの農薬は遺伝情報を担っているDNAを損傷し、突然変異をひきおこす変異原性や、胚(はい)や胎児の発生が影響を受けて奇形が生みだされる催奇形性などの毒性が認められると報告されています。
したがって、小麦粉は中心部ほど残留農薬が少なく、外側になるほど残留量が多く、とくにフスマに多く残留します。
つまり、等級が下がるにつれ、残留農薬の量が増えることになります。