アメリカの環境保護庁(EPA)は発ガン性を示す農薬についてのリストを公表しています。
しかし、日本では、デラニー条項のような原則どころか、発ガン性を示す農薬のリスト公表さえありません。
また、特殊毒性の安全性基準や規制が明確ではありません。
日本での登録農薬約400について、京都工芸繊維大学の泉邦彦氏が特殊毒性を調査していますが、のように特殊毒性を示す農薬が数多く使われています。
政府は特殊毒性についての情報を国民に公開すること、安全基準および規制基準を明確にすることが求められています。
とりわけ「疑わしきは使わず」と農薬の規制をおこなう必要があります。