開発途上国の場合は、世界全体が非常に変動の激しい形で動いていますけれども、開発途上国全体としてそれほど大きな変動はしていない。
ということは、別の見方をすると、先進国の生産が非常に変動をしているということを意味しているわけです。
先進国の生産の変動というのは、先ほどからいっておりますように、人為的な変動なわけです。
作付制限とか、生産に対していろいろ制約をしている。
つまり過剰になれば抑えることができるわけです。
そういうやり方をやっている。
減反政策などもその一つになるかと思いますけれども、そういう形で、先進国はいろいろな政策的な手段をもって生産をある程度コントロール、調整しているわけです。