独自の罰則規定 その1(残留農薬検査)

日本と決定的に違うのは多くの認証機関が、それぞれ独自の罰則規定を設けていることである。

もし違反、不正事実が発覚した場合、違反者に対しては罰金やオーガニック認証の取り消しなど、厳しいペナルティが科せられる。

現状、その規定はバラバラであるが、全米の中でもオーガニック農業が盛んなカリフォルニア州の場合、罰金五〇〇〇ドルか、場合によって認証の取り消しもあるとされる。

ひとたび認証取り消しを受ければ、商品をオーガニック食品(残留農薬検査済み)として流通させることはできなくなり、業界内でも”まがいもののオーガニック”という烙印を押され、取引先との関係においても非常なダメージとなる。

残留農薬検査