日本の摂取基準は欧米の10倍以上甘かった(残留農薬検査) 投稿日時: 2013年11月6日 投稿者: web こうした情勢にもかかわらず、84年、旧厚生省は、ダイオキシンの毒性リスクを評価する基準(評価指針、現在の耐容一日摂取量を示すTDIに当たる)を、成人で体重1kg当たり1日100pgまでの摂取なら、健康に影響はないとする「安全宣言」をはやばやと出したのです。 この評価指針100pgは、当時のヨーロッパの基準と比べると10~20倍も甘いものでした。 しかも、100pgは96年にTDIが10pgとされるまで据え置かれ、日本のダイオキシン対策が遅れた原因となったのです。 残留農薬検査