レストランやホテルの喫茶店でも「パルスイート」という商品名が目立ちます。
これを使った商品では、清涼飲料水、ガム、口臭防止剤まで販売されています。
問題のひとつは、フェニルアラニンを分解する酵素を持たない先天性代謝障害「フェニルケトン尿症」患者にとっては毒物にあたるからです。
日本では新生児の8万人に1人の割合で発見されます。
新生児期からフェニルアラニンを除去したミルクや食品を食べると問題はありません。
ところが、これが食品添加物として広く使われると、患者や保護者がわからないまま食べる危険性があります。