調査結果のくい違い その2(残留農薬検査)

農薬が検出された件数の約5分の1には、残留基準が設定されていません。

安全性を判断する基準がないわけで、本来ならば輸入されてはならない農産物が検出率で0.3%もあります。

奇妙なことに、旧厚生省の集計では農薬の検出率が0.5%であるのに対して、東京都の調査結果はかなり違っています。

東京都の衛生局が調査した98年度の残留農薬検査結果によると、国内産の野菜・果実類など470品目について検査し71品目から22種類の農薬を検出したと報告されています。

残留農薬検査