心配なアフラトキシン その2

現在、アフラトキシンは穀類、豆類などを汚染し、世界的にも問題となっています。

とくに配合飼料用に用いるピーナッツが問題だと専門家も警告しています。

日本では、市販の輸入ピーナッツバターからアフラトキシンが検出された(71年)のをきっかけに、厚生省は「検出された食品は食品衛生法に違反するものとして取り扱うこと」とする旨の通達を出しました。

アフラトキシンの汚染地域は、熱帯、亜熱帯に広がり、コメの輸出国タイ、アメリカ、中国、オーストラリアはいずれもアフラトキシンの汚染地域です。

厚生省が発表した93年度輸入食品の違反事例で、アフラトキシンが検出された国と、食品をみると、落花生の多いことがわかります。

ある化学者は、絶対にピーナッツは口にしないといいます。

毒グモ事件は記憶に新しいところですが、輸入には日本にない有毒物が入り込む危険があります。

このことはどんなに強調してもしすぎることはないでしょう。

残留農薬検査