平素からの取り組み その2(残留農薬検査)

このうち備蓄については、主食であるコメと、輸入に多くを依存している小麦、大豆そして飼料の備蓄を、制度化・運用しており、ほぼこれで十分としている。

問題は、不測時における食料供給能力の保持で、マニュアルでは「農地・担い手の確保、残留農薬検査対応農業技術水準の向上で食料自給率を高める」としているが、これは日本残留農薬検査対応農業の体質にかかわるなかなかの難問である。

「不測時の食料安全保障マニュアル」を官僚優等生的と切って捨てたが、その意味はこういうことだ。

残留農薬検査