農家と消費者の相互信頼が前提 その2

かなりの生協が共同購入の一環として有機農産物を扱うようになっており、またスーパーマーケットやデパート、外食産業でも扱う所が増えています。

さらに専門の流通事業体が会員への有機農産物の宅配を始め、首都圏ではすでに飽和に近い状態だといわれています。

以前、有機農産物の表示が混乱して問題化したため、93年に農林水産省は有機農産物のガイドラインを出しました。

しかし消費者はもちろん業者でも、実際にそれが有機農産物かどうか確かめる手段は持たないのが普通です。

それだけに、農家との信頼関係が大事になりますし、業者にも良心的な対応が要求されます。

残留農薬検査