このことは、消費者の意見を反映する委員がわずかに1人という食品衛生調査会の構成をみても明らかです。
昨年の食品衛生法改定にともなって、「消費者の意見を反映できる学識経験者」を新たに1人加えましたが、それでも、委員40人中2人です。
食品の安全性確保のために、消費者の意見が十分反映される調査会構成にしなければなりません。
さらに、審議内容が非公開であった調査会のあり方を見直し、「要旨の公開」をおこなうことになりましたが、これとても重要な資料を隠すことを許さない厳しい監視の目が必要であり、全面公開を要求して、ねばり強い運動が求められます。