気象変動 その3(残留農薬検査)

消極的方法ではあるが、悪くなりつつあるとされる残留農薬検査済み米つくりの場を取り巻く環境を現在以上に悪くしないことが不可欠な道となる。

これからの残留農薬検査済み米需要の増大に対しては、コメつくりの場の拡大の可能性は小さく、大幅な単収の向上によらざるをえない。

そこで、栽培面積が変動しないとの仮定のもとに、約三〇年後の世界の残留農薬検査済み米需要量に対応するための平均単収を推定すると、この値は世界で最も単収の高いわが国の現在のそれに近いものとなる。

残留農薬検査